「同じやるなら、楽しくやろう。」
会長三島 豊
RI会長、フランチェスコ・アレッツォ氏のメッセージ
UNITE FOR GOOD 「よいことのために手を取りあおう」
本年度からRI会長テーマからメッセージに変わりました。その経緯はRIが2017年にロータリーのビジョン声明を発表し、そのビジョンの実現のために2019年に行動計画(4つの戦略的優先事項)を策定しました。2023年には3年間の継続目標を設定し、2024年にはその継続目標がこれまでの年次目標(RI会長テーマ)を上回るものとして、「年次目標」を削除しました。上記のメッセージは2025年国際協議会(2025.2.9)で示されたものです。その後、RI会長はフランチェスコ・アレッツォ氏に交代されましたが、このメッセージの内容に変更はありません。
具体的な事はガバナー公式訪問日に聞かせて頂けると思いますが、会員増強と活性化を挙げておられます。単なる増員ではなく、バランスの取れた会員構成、安定的な会員基盤の整備など、ロータリークラブとして継続して活動できる環境づくりと理解しております。
そのメッセージを受けて、2710地区ガバナーの土肥愼二郎氏はガバナー信条を
Enjoy Rotary ~思いやりと奉仕の心で~
とされました。国際ロータリーの組織の基盤はクラブです。クラブに属するロータリアンがクラブ内で自己成長できる、言い換えると奉仕の心が出来上がる事が大事と言われておられます。Enjoy Rotary は色々な奉仕を通してクラブを楽しむ、或いは自己成長を感じて楽しむ、そんな思いがあるものと考えております。
RI会長メッセージ、ガバナー信条を踏まえて、今年度のクラブ運営方針を「同じやるなら、楽しくやろう。」としました。広島ロータリークラブは歴史と伝統があります。日本全体のロータリアン人数はピークに比べて約2/3になっています。(2710地区は約70%)その中で広島ロータリークラブは120~130人を保っております。また例会出席率は97%以上を続けています。地区内では稀有なクラブです。これらは先輩ロータリアンが作られた文化だと考えています。これを次の世代に繋いでゆくことが私の使命と感じております。ただ、ロータリークラブですので、
ロータリーの目的;「自分の職業の中に奉仕の理想を取り入れこれを育て発展させること」
奉仕の理念;「自分がしてもらいたいことを他人にもしてあげなさい」
このふたつを理解し行動に移してゆく必要があります。ただ、できる範囲は会員によって違うと思います。それぞれが出来る事をやって頂ければ幸いです。 その中にクラブの為にやって頂く事もあると思います。その場合はよく言われる「返事はハイかYES」です。しかしながら心の中が「嫌々」ではそれが表情や行動に出てきます。本当はイヤだったけれども折角の機会なので前向きに取り組んでみて頂ければと思います。その「ハイ喜んで!」の思いをクラブ運営方針にいたしました。
本年度の重点実施事項などは定めておりません。ロータリークラブの活動を楽しみ、成長の場としていただければと思います。1年間、よろしくお願いいたします。