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Greeting

今年度のクラブ運営について

「歴史と伝統を大切に、そして未来へ」

会長荒谷 恭史


今年度国際ロータリー会長のステファニー・A・アーチック氏は、2024-2025年度のRI会長テーマとして「ロータリーのマジック」(The Magic of Rotary)を掲げられました。

アーチック会長は、平和構築、世界の分断を癒すための取組として、新たなロータリー平和センターの開設と、平和構築の手段の一つとして「4つのテスト」を実践し、世界をより良くしていくことに取り組むことを呼びかけました。また、変化への取組として、地区やクラブの課題を確認し、多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)を推進してクラブがより良くなるために変化することを求められています。そして、ロータリーのマジックを実践して、世界を変えて行きましょう、と呼びかけられています。


RI会長テーマを受けて当2710地区の上田文雄ガバナーは、ガバナー信条を「行動しよう、未来のために。=変革に取り組もう=」とされています。

具体的には、クラブの文化を見直し、だれもが(D)笑顔で(E)居心地の良い(I)クラブにするために、多様性(D)・公平さ(E)・インクルージョン(I)(DEI)を進め、会員増強、衛星クラブの設立、広島ローターアクトクラブの強化などに取り組むこと、そして国際ロータリーの7つの重点分野の中の環境問題は、最も取り組みやすいテーマとされ、職業奉仕として、環境分野に取り組めないか検討してほしい、と言われています。


RI会長テーマとガバナー信条を踏まえて、今年度のクラブ運営方針を「歴史と伝統を大切に、そして未来へ」といたしました。

広島ロータリークラブは2025年2月6日に創立93周年を迎えます。クラブの長い歴史とともに、そこにはクラブに所属された多くの先輩方の努力と奉仕の精神が宿っていると思います。今年度もそれを受け継ぎながら、未来を見据えたクラブ運営を行っていきたいと考えております。


1.例会を大切に、そして親睦を深めましょう!

多士済々な会員との出会いがあり、親睦を深めることができるのが広島ロータリークラブの最大の魅力です。例会をはじめ、会員懇親会、家族会、地区大会、IMなどに積極的に参加していただき、親睦を深めたいと考えております。特に各部門、各委員会ごとのインフォーマルミーティングを開催していただければと思います。


2.奉仕活動を実践しましょう!

職業奉仕として、1月の職業奉仕月間に奉仕活動についての意欲向上に資する卓話を考えています。また、会員企業において職業スキルを活かした環境分野に関連する職業奉仕活動があれば、卓話でご紹介できればと考えています。

社会奉仕として、1998年から始まった「児童養護施設 光の園摂理の家」への奨学金寄付を今年度も継続して行う予定です。

国際奉仕として、2013年から始まった広島YMCAフィリピンワークキャンプへの支援は、2019年以降キャンプ自体の実施が不安定な状況です。今年度も実施不可能な場合は新たな事業を会員の皆様と一緒に考えていきたいと考えています。また、「使用済み切手の収集」については、一人でも多くの会員のご協力をお願いいたします。

青少年奉仕として、広島ローターアクトクラブの支援を引き続き行っていきます。今年度は9月8日に予定されています「千羽鶴例会」については、会員の皆様のご協力をお願いするとともに、ローターアクトクラブと連携して新たな取組を実施できればと考えております。


3.会員増強に努めます!

10年後、20年後のクラブの未来を支えていく会員の確保は、不可欠です。誰でも(D)、笑顔で(E)、居心地の良い(I)クラブであり続けることが、新会員の増強に繋がるものと考えております。クラブに相応しい人材の増強に取り組んで、純増2名を目指したいと思います。